Agentforce World Tour Tokyo 出展レポート
Agentforce World Tour Tokyo
出展レポート
ウフル展示:Agentic OSで広がるCustomer 360 appsの価値
2025年11月に開催された、セールスフォース・ジャパン主催「Agentforce World Tour Tokyo」にウフルは展示スポンサーとして参加しました。
ウフルは展示スポンサーとして、データ・AI・アプリが一体となって自律的に動く業務スタイルを、SlackをUIとしたデモを通じて紹介。AIが現場でどのように力を発揮するのか、その“動く姿”を来場者に体感いただきました。会場では多くの方に足を止めていただき、AI活用のイメージがより具体的なものへとつながる機会となりました。
以下では、ウフルの展示内容を簡単にご紹介します。
展示内容
ウフルブースでは、AIが日常業務に自然に組み込まれ、担当者の作業を補助しながら必要な情報整理や判断準備を自動で進める “業務で使える AI” の姿をコンパクトにまとめて紹介しました。
Slackを通じた業務支援の流れに加え、顧客対応やWeb上での案内など、Slackの有無に依存しない活用シーンも提示し、幅広い業務領域への展開イメージをご覧いただきました。
Agentic OSを体験:営業プロセスの活用ケースに実際に動くデモでご紹介
営業現場で頻繁に発生する次のような課題を題材に、実際に動くエージェントのデモを紹介しました。
- 初回接点向けの情報整理や資料準備に時間がかかる
- 必要な情報が散在し、最新情報の把握に負荷がかかる
- 状況整理や判断材料の準備が属人化しやすい
- 次のアクションが分からず、対応が滞留しやすい
SlackをUIとして自然言語で指示するだけで、エージェントが情報収集・整理・次の打ち手の提示までを自律的に進める流れをご覧いただきました。
営業プロセスを題材としながらも、今回紹介した仕組みは Agentforce Salesの領域に留まらない拡張性 を持っています。SlackをUIにすることで、
- これまで Customer360のアプリケーションを利用してこなかった担当者にも“情報活用の機会”が広がる
- 業務アプリを意識しない層でも、AIの支援を自然に受けられる
- Slackの会話履歴やコンテキストをそのまま業務判断に活かせる
- チャンネル単位でチーム全体がエージェントの恩恵を受けられる
といった、大きな価値が生まれます。
1stCall支援エージェントのデモ
問い合わせから営業アサイン後の初動を、AI エージェントが支援するデモです。
案件がアサインされると専用の Slack チャンネルが自動で作成され、問い合わせ内容や企業情報が Canvas に整理されます。担当者はこれらを確認するだけで初回訪問の準備が整い、必要に応じて追加調査やヒアリングシート作成を自然言語で指示できます。情報収集・整理・資料化までを Slack 上で完結できる流れ を紹介します。
停滞商談支援エージェントのデモ
停滞商談をAIが自動検知し、Slack 上で担当者へ状況確認や要因整理、ネクストアクションのアドバイスを行うデモです。
商談情報や活動履歴を基に停滞理由の候補を提示し、次の打ち手やメール文案の生成まで自然言語で指示できます。停滞の早期発見からアクション準備までをエージェントが支援する流れ を紹介します。
ブース来場いただいたお客様の声
展示ブースでは、営業やマーケティング、システム部門など多くの方にお立ち寄りいただきました。
- 「Slackで、ここまで業務プロセスとAIを自然につなげられるのは参考になった」
- 「canvasなどの機能と組み合わせると、Slackの価値がコミュニケーションだけに留まらず広がっていくイメージが持てた」
- 「Slackがない環境でも、こうしたエージェント活用は可能なのか?」
- 「Agentforceの取り組み方がより具体的に理解できた」
- 「自社の業務にどう当てはめられるかイメージが湧いた」
など、AIエージェント活用をより具体的にイメージいただける声が多く寄せられました。
ウフルは、こうした “業務で使える AI” を実際のプロセスに落とし込み、現場が運用できるように一貫して支援します。
- 業務プロセスや顧客体験に合わせた AIエージェントの設計・実装
- 営業・CS・マーケティングなど、業務ごとの判断ロジックを理解したうえで構築
- Customer360/Agentforce/Data360 を活かしたデータ・AI基盤の整備
- 点在するデータの統合、AIが実務判断に活かせる状態を構築
- AWSや他のAIモデルを含むマルチクラウド連携による柔軟な支援
- 外部サービスや既存システムと自然につながる拡張性を実現
ウフルは、お客様の業務や現場の課題を理解するところから入り、AI を“導入すること”ではなく、“成果につながる形で活用できる状態”をつくることを重視しています。
今後も、AI エージェントを業務に組み込むための実践的なアプローチを提供しながら、お客様の変革を支援していきます。
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